主要なポイント
CircleがEU規制当局に提出した最近の提案は、欧州におけるステーブルコイン決済の将来を巡る戦略的競争が激化していることを浮き彫りにしている。USDCの発行元は、非ユーロ建てステーブルコインを許可する規則を提唱しており、欧州中央銀行がネイティブなデジタルユーロを主要な決済資産として優先する方針に直接異議を唱えている。この動きは、主要な金融プレイヤーがステーブルコインインフラに多額の投資を行っている中で起きており、この地域のデジタル決済レールを定義するための競争が激化していることを示唆している。
- Circleは2026年3月23日、EUがDLT改革を加速し、非ユーロ建てステーブルコインの決済を許可するよう提案した。
- 欧州中央銀行は、デジタルユーロをトークン化された経済に不可欠な「公共のアンカー」と見なしており、これはCircleの野心に直接的な政策的課題を提起している。
- Dtcpayのような競合他社がEUのライセンスを取得し、Mastercardが18億ドルでステーブルコインインフラを買収するなど、競争は激化しており、欧州市場の利害関係の高さを強調している。
