主なポイント:
- ビットコイン価格は4月下旬の底値7万2,000ドルから10%上昇し、2026年5月13日時点で8万1,000ドルの水準を突破しました。
- この動きは強気のMACDクロスとマイナーによる売り圧力の抑制に支えられており、テクニカル分析では8万3,000ドルを最初の抵抗線としています。
- 2月28日の米イラン紛争開始以来、ビットコインは29.7%上昇し、金とS&P 500の両方をアウトパフォームしています。
主なポイント:

ビットコイン(BTC)は今週、8万1,000ドルの大台を突破しました。これは4月下旬まで維持していた7万2,000ドルの水準から10%の上昇となります。テクニカル面での強気転換とマイナー活動の沈静化を背景に、トレーダーは8万3,000ドルの抵抗壁を注視しています。
10x ResearchのCEOであるマーカス・ティーレン氏は、コインテレグラフに対し「今週は2つの触媒が際立っている」と語り、ケビン・ウォーシュ氏の連邦準備制度理事会(FRB)議長指名に対する上院の採決と、CLARITY法の審議を挙げました。ティーレン氏は、ウォーシュ氏はより「タカ派」と見なされているものの、同氏の承認は「不透明感という重石」を取り除くことになり、一方で仮想通貨法案は「規制の明確化に向けた転換点」になり得ると指摘しました。
Investing.comのデータによると、今回のラリーは過去30日間で17.5%上昇した勢いに基づいています。今週の動きは、移動平均収束拡散手法(MACD)指標の強気クロスと、マイナーが大きな売り圧力を加えていないことを示すデータに支えられました。コインテレグラフのテクニカル分析では、20日指数平滑移動平均線を7万9,092ドルの重要な短期サポートに設定しており、9万2,000ドルに向けたさらなる勢いを確認するには8万4,000ドルの水準を上抜ける必要があります。
現在の強さは、安全資産としてのビットコインの役割を巡る広範な議論がある中で示されています。億万長者の投資家レイ・ダリオ氏は、ビットコインとハイテク株の相関関係が米イラン紛争開始以来、0.16から0.85に急上昇したと指摘しましたが、同期間においてデジタル資産は金を大幅にアウトパフォームしています。TradingViewのデータによると、2月28日以来、ビットコインは23%以上上昇したのに対し、金は10%以上下落しました。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。