- Bitwiseのマット・ホーガン氏は、投資家がHyperliquidをグローバルな多資産「スーパーアプリ」ではなく、暗号資産専用プラットフォームとして誤って値付けしていると指摘しています。
- HYPEトークンは、取引手数料の99%をトークン買い戻しに充てるモデルに支えられ、年初来で77%上昇しました。
- ホーガン氏は、推定8億〜10億ドルの年間収益に基づけばHYPEは割安であると主張し、RobinhoodやCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)と比較しています。

Bitwiseの最高投資責任者(CIO)は、HyperliquidのHYPEトークンは年初来で77%上昇した現在でも、暗号資産で最も過小評価されている資産の一つであると述べ、市場は評価においてカテゴリー錯誤を犯していると主張しました。
「市場は2つの間違いを犯しています。Hyperliquidをグローバルな多資産取引プラットフォームではなく暗号資産パーペチュアル(無期限先物)取引所として評価していること、そしてHYPEを価値の蓄積に失敗した古い世代のトークンのように扱っていることです」と、BitwiseのCIOであるマット・ホーガン氏は最新の週報で述べています。
ホーガン氏の評価の根拠は、年間8億ドルから10億ドルと推定されるHyperliquidの収益にあります。同プラットフォームは取引手数料の99%をHYPEトークンの買い戻しに使用しています。CoinGeckoのデータによると、これは投資家が最近48.50ドル付近で取引されていたトークンに対し、同プラットフォームの買い戻しキャッシュフローの約10倍から14倍の価格を支払っていることを意味します。
このメモは、Hyperliquidを、実質的な収益と価値捕獲型のトークンモデルを備えた新世代の暗号資産プロジェクトのテストケースとして位置づけています。しかし、ホーガン氏は、同プラットフォームが現在米国ユーザーに提供されていないため、その成功は米国の規制システムの克服にかかっていると指摘しました。
ホーガン氏は、Hyperliquidが暗号資産中心のデリバティブ取引所から、ユーザーが多様な資産を取引できる金融「スーパーアプリ」へと進化していると主張しました。同プラットフォームはコモディティ、S&P 500先物、プレIPO株式へと拡大しています。現在、非暗号資産がHyperliquidの出来高の約半分を占めており、ホーガン氏はこの数字が年末までに70%に達すると予想しています。
この拡大は著しい成長をもたらしており、同プラットフォームは過去1ヶ月間に1700億ドルの取引高を処理しました。ホーガン氏は、HYPEの評価は、プラットフォームとの直接的な経済的結びつきがなかった第一世代のDeFiガバナンストークンではなく、Robinhood(HOOD)やCMEグループ(CME)といった取引所の株式とより密接に比較されるべきだと示唆しています。
この分析は、BitwiseがHyperliquidに特化したETFを立ち上げ、機関投資家にHYPEトークンへの新たな投資機会を提供したタイミングで行われました。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。