- 第3四半期の売上高は158億ドルで、予想の155億ドルを上回る
- 通期のAI関連売上高見通しを30億ドルから40億ドルに引き上げ
- 全世界の従業員の約5%を削減する再編計画を発表

シスコシステムズ(CSCO)は、AIインフラの需要急増に伴い、第3四半期の売上高が前年同期比12%増の158億ドルに達し、アナリスト予想を上回ったと発表しました。
「当社の製品に対して非常に強力で幅広い需要が見られました。これは、AIの接続とセキュリティ確保における当社の技術の妥当性を証明するものです」と、シスコのチャック・ロビンズ最高経営責任者(CEO)は声明で述べました。
ネットワーク機器プロバイダーである同社は、1株当たり利益(EPS)が0.85ドルとなり、前年同期比37%増加し、市場予想の0.76ドルを上回りました。シスコは人工知能製品による通期の売上高見通しを、従来の30億ドルから40億ドルに引き上げました。また、2026年度の受注予測も50億ドルから90億ドルに上方修正しました。
このニュースを受けて、株価は時間外取引で15%急騰し、過去最高値を更新する勢いを見せています。好調な決算と見通しは、AIブームによって必要とされる数十億ドル規模のネットワークインフラ構築において、シスコが大きなシェアを順調に獲得していることを示唆しています。
決算発表と併せて、シスコは全世界の従業員の約5%(約4,000人弱)に影響を与える再編計画を発表しました。同社は、この動きはAIの機会を活かすために費用と投資を再編するために必要であり、「シリコン、オプティクス、セキュリティ、そして社内全域での従業員によるAI活用」に焦点を当てると述べました。
企業向けテック支出の指標とされるシスコの決算は、今週発表された他のハイテク企業による強力なAI主導の報告と一致しています。アプライド・マテリアルズ(AMAT)とFigma(FIG)も、人工知能に関連する旺盛な需要を背景に、予想を上回る決算を発表し、見通しを引き上げました。
見通しの引き上げは、AI関連のネットワークハードウェア需要が今後も加速し続けるという経営陣の自信の表れです。投資家は、次回の投資家向け電話会議で、再編のさらなる詳細や新しいAI製品のマージンへの影響に注目することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。