- 4月の契約販売額は前年同月比18.8%減の25億人民元となりました。
- 契約販売面積は10.5%減の34万平方メートルとなりました。
- この結果は、長期化する不動産不況の中で中国の主要デベロッパーが直面している継続的な圧力を浮き彫りにしています。

碧桂園控股(カントリー・ガーデン・ホールディングス、02007.HK)の4月の契約販売額は前年同月比で18.8%急落しました。これは、政府の支援策が目に見える回復をもたらすことができず、同社および中国の不動産市場全体において弱含みが持続していることを示しています。
取引所への届出によると、同社の4月の契約販売額は合計約25億人民元となりました。対応する契約販売面積は約34万平方メートルで、前年同期比10.5%減少しました。
販売額と販売面積の両方で前年割れが続いていることは、中国の不動産セクターが直面している根深い課題を浮き彫りにしています。かつて販売額で国内最大のデベロッパーであった碧桂園の数字は、数年前から流動性危機、価格下落、買い手心理の冷え込みに悩まされている不動産市場の健全性を測る極めて重要なバロメーターです。
碧桂園のような大手デベロッパーの販売低迷が続けば、セクター全体に対する投資家心理がさらに冷え込み、万科企業(バンケ)や政府系デベロッパーなどの同業他社の株価に影響を与える可能性があります。この持続的な弱含みは、市場を安定させ、広範な経済への波及リスクを防ぐために、より大規模な刺激策を打ち出すよう中国政府に対する圧力を強めています。
今回のデータは、住宅購入者の信頼回復と苦境にあるデベロッパーへの流動性供給を目的とした一連の政府介入にもかかわらず、市場がいまだに底を探っている状況を反映しています。中央政府は地方自治体に対し、購入制限の緩和や住宅ローン金利の引き下げを促してきましたが、これらの政策が持続的な販売回復には結びついていません。碧桂園のようなデベロッパーにとって、焦点は引き続き債務管理と、ピーク時に比べて需要が大幅に減少した市場の舵取りにあります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。