要点:
- ダマイ・エンターテインメント(01060.HK)が共同製作した映画『Dear You』の興行収入予測が11億人民元に引き上げられたことを受け、同社の株価は6.06%高で寄り付きました。
- わずか1,400万人民元の予算で製作された同作は予想外のヒットとなり、シティは同社株の「買い」評価と目標株価1香港ドルを維持しています。
- 『マイケル』や『Karuppu』といった大作が並ぶ競争の激しい興行界において、ダマイの成功は際立っており、5月27日には通期決算発表を控えています。
要点:

香港上場のダマイ・エンターテインメント(01060.HK)の株価は、低予算映画『Dear You』の興行収入予測が10億人民元を突破したことを受け、香港市場で6%以上上昇しました。これは製作・配給元にとって巨額の投資収益を意味します。
「同作の予想興行収入総額は、5月7日時点の2億1,000万人民元から、5月15日には11億人民元へと大幅に上方修正された」とシティのレポートは述べており、同社株の「買い」評価を継続しました。
株価は5月18日に6.06%高で寄り付き、一時0.79香港ドルまで上昇した後、9億6,800万香港ドルの売買高を伴って0.63香港ドルで落ち着きました。シティが引用した猫眼(Maoyan)の推定によると、わずか1,400万人民元のわずかな予算で製作されたこの映画は、わずか1週間余りで興行予測が約425%増加しました。この実績は、世界興行収入が7億ドルを超えた『マイケル』などの世界的なヒット作がひしめく市場において際立っています。
『Dear You』の予想外の大ヒットは、ダマイ・エンターテインメントに多大な利益をもたらすとみられており、投資家は同社の財務への影響を注視しています。この結果は、5月27日に予定されている通期決算発表を前に大きな後押しとなり、同社の製作戦略の正しさを証明するものとなりました。
4月30日に公開された『Dear You』は、観客からの好意的なフィードバックを通じて勢いを増し、当初の予想を覆しました。低コスト製作としての成功は、市場の他の大作のパフォーマンスとは対照的です。例えば、タミル語映画『Karuppu』は公開から2日間で約6億6,000万ルピー(約6,700万人民元)を稼ぎ出し、伝記映画『マイケル』は公開4週目も依然として強力で、世界累計で8,380万ドルを稼いでいます。
シティのアナリストは目標株価を1香港ドルに据え置き、現在の水準からさらなる大幅な上昇余地があることを示唆しました。同銀行は、同社が複数の新しい取り組みに投資している一方で、『Dear You』の成功は並外れたリターンを生み出す可能性を明確に示していると認めました。
ダマイ・エンターテインメントの株価急騰は、映画の利益が同社の最終利益に大きな影響を与えるという投資家の楽観的な見方を反映しています。焦点は5月27日の決算発表に移っており、経営陣から映画の寄与度や今後のコンテンツ・パイプラインに関する詳細が発表される見通しです。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。