主なポイント:
- 世界クラスのアルバック製焼結磁石製造装置13台に関する法的拘束力のある購入注文を締結。
- 年間生産能力を、6,000トンの高性能焼結磁石を含む計1万メトリックトンに拡大。
- 2026年11月までの迅速な納入と設置を予定しており、同社によれば競合他社より数年先行するスケジュールとのこと。
主なポイント:

(マイアミ)— Evolution Metals & Technologies Corp.(Nasdaq: EMAT)は、アルバック(ULVAC)製のレアアース磁石製造装置13台を取得し、生産能力を年間1万メトリックトンに拡大することを決定しました。設置完了は2026年11月の予定です。
「アルバックとの提携は、EM&Tの歴史の中で最も重要な商業的画期となります」と、EM&Tの最高経営責任者(CEO)であるフランク・ムーン氏は声明で述べました。「我々は単に装置を購入するわけではありません。世界最先端の焼結磁石製造インフラを構築しているのです」
この契約により、同社の高性能焼結磁石の生産能力は、総出力1万トンのうち年間6,000メトリックトンまで引き上げられます。同社によれば、2026年11月の納入は、通常2年以上かかるプロセスを大幅に短縮したものであり、中国国外における主要なレアアース磁石生産者としての地位を固める狙いがあります。
今回の拡大により、EM&Tは2027年1月までに米国産材料の使用が義務付けられる米国防衛請負業者にとっての主要サプライヤーとなる道が開かれます。この動きは、MP Materialsなどの他の国内生産者が米国事業の規模拡大を進めている中で行われており、重要鉱物における安全で非中国系のサプライチェーン構築に向けた広範な動きを浮き彫りにしています。
13台の装置の稼働後、EM&Tは中国国外で最大規模のレアアース磁石生産者になると予測しています。同社は、精鉱のリサイクル・加工から磁石の最終製品生産までを網羅する垂直統合型モデルが、西半球において独自の優位性を提供すると強調しています。これは、中国産の原料や中間加工に依存する可能性のある競合他社とは対照的です。
焼結NdFeB(ネオジム・鉄・ボロン)磁石製造技術の世界標準を確立している日本企業のアルバックとの合意は、EM&Tの技術的および商業的能力に対する強力な外部からの裏付けと見なされています。納入スケジュールの短縮は、両社間の長年にわたる協力関係によるものです。購入対象には、電気自動車(EV)向けモーター、風力タービン、高度な防衛用途に必要な高品質磁石の製造に不可欠な、各種真空誘導溶解炉や連続真空焼結炉が含まれています。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。