主なポイント:
- 米雇用統計が予想を下回り、金利上昇懸念が後退、金曜日の世界市場でテクノロジー株が上昇
- 米国債利回りは低下、金は1%超上昇、利上げ観測の減少を受ける
- 7月FOMCでタカ派サプライズ発生のリスクは低下
主なポイント:

金曜日の世界市場では、米雇用統計が予想を下回ったことで債券利回りが低下し、連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げ観測が後退したことを受け、テクノロジー株が上昇した。
金曜日の世界市場では、米雇用統計が予想を下回ったことで追加利上げ期待が後退し、テクノロジー株が上昇した。
「6月の雇用統計は、FRBが利上げを継続する必要があるという見方に疑問を投げかけるものだ」と、エッジンの株式ストラテジスト、サラ・リン氏は指摘する。「市場は現在、7月の利上げ確率を低く見積もっている。」
雇用統計を受け、米国債利回りは低下。特に短期債の低下が顕著で、トレーダーは追加引き締めへの賭けを縮小した。金は1%超上昇し、5週間ぶりの週間上昇に向かっており、資産クラス全体で金利見通しが大きく変化していることを反映している。
ナスダック総合指数は木曜日に下落して終了したが、金曜日には投資家がグロースセクターに資金を戻したことで、世界のテクノロジー株は反発した。雇用市場の軟化は、7月のFOMCでタカ派サプライズが発生するリスクを低減させ、金利見通しに最も敏感なテクノロジー株の評価を支えている。金利低下は高成長企業の将来収益の現在価値を押し上げ、緩和サイクルにおいて同セクターが歴史的にアウトパフォームしてきた原動力となっている。
この上昇局面はアジアおよび欧州市場にも波及し、半導体株とソフトウェア株が上昇を主導した。金利見通しの変化は、年初来のドル高で圧迫されていた新興国通貨の押し上げにも寄与した。
このデータは、FRBが次回の政策決定を行う7月29日を前に発表された。当局者は現時点で金利を据え置く可能性が高まっている。市場は、今月下旬に発表される消費者物価データに注目し、労働市場と同様にインフレが減速しているかどうかの確認を待つ構えだ。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。