主なポイント:
- ゴールド・フィールズ+5.6%、ニューモント+3.8%、バリック・ゴールド+4.1%(7月2日)
- SPDR ゴールド ETFが2.3%上昇、スポット金は1オンス=4,064.27ドルで推移
- 金は12カ月で21.56%上昇も、52週高値から25.80%下回る
主なポイント:

7月2日、金鉱山株が全面高となり、ゴールド・フィールズ(Gold Fields)が5.6%高、ニューモント(Newmont Corp.)が3.8%高、バリック・ゴールド(Barrick Gold Corp.)が4.1%高となった。
世界最大の金担保上場投資信託であるSPDR ゴールド・トラスト(GLD)はこの取引セッションで2.3%上昇。Alpha Vantageの市場データによると、米国東部時間午前8時5分時点のスポット金価格は1オンス=4,064.27ドルで推移した。Forbesのデータによれば、過去24時間の金の取引レンジは3,959.59ドルから4,139.76ドルであった。
金は過去12カ月間で21.56%上昇し、1年前の1オンス=3,343.47ドルから上昇している。USA TODAYのデータによると、金は依然として52週高値の5,477.79ドルを25.80%下回っているものの、安値の3,284.65ドルからは23.74%上回っている。1週間前の金価格は1オンス=4,009.99ドルで、それ以来1.35%上昇したが、1カ月前の水準である4,480.33ドルからは9.29%下回っている。
鉱山株のこの上昇は、金が4,000ドルの節目を維持している状況下で起きている。この水準は歴史的に、金塊へのレバレッジプレイとして鉱山株への資金流入を誘引してきた。金価格はインフレ期待、中央銀行の政策、世界経済の状況によって変動し、次の材料は連邦準備制度理事会(FRB)の7月会合となる。
貴金属鉱山企業の連携した上昇は、企業固有の要因ではなく、広範な需要を示唆している。時価総額で世界最大の金鉱山企業であるニューモントも同業他社とともに上昇した。バリック・ゴールドは5月にバリック・ゴールド・コーポレーションから社名を変更し、ティッカーをGOLDからBに変更したが、金価格が高止まりする中でも年初来で17.6%下落している。24/7 Wall St.によると、株価36.45ドルとウォール街の平均目標株価56.08ドルとの間には50%の乖離が生じている。
南アフリカを拠点とする生産者ゴールド・フィールズは5.6%高でグループをけん引した。同社株は、2025年3月に初めて突破した1オンス=4,000ドル超での金の持続的な上昇の恩恵を受けている。Forbesのデータによると、金は2026年1月29日に史上最高値の5,597.23ドルを記録した。
過去5年間で金は130.37%上昇し、同期間のS&P500のトータルリターン73.26%を上回っている(Forbes Advisorのデータ)。ワールド・ゴールド・カウンシルの中央銀行調査によると、世界各国の中央銀行は純買い手であり、貿易摩擦が続く中で米ドルからの準備資産分散を進めている。
SPDR ゴールド ETFの2.3%の上昇は、流動性の高い上場商品を通じた金へのエクスポージャーに対する投資家の継続的な需要を反映している。現物の金地金を保有するこのファンドは、年初来で6.5%下落しているものの、過去12カ月間では20.5%上昇している。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。