米高速道路交通安全局(NHTSA)は12日、ホンダ・モーター・アメリカがリアサスペンション部品の不具合により米国で88万514台をリコールしたと発表した。この不具合は衝突リスクを高める可能性がある。
米高速道路交通安全局(NHTSA)は12日、ホンダ・モーター・アメリカがリアサスペンション部品の不具合により米国で88万514台をリコールしたと発表した。この不具合は衝突リスクを高める可能性がある。

ホンダ・モーター・アメリカは、リアサスペンション部品が故障する可能性があり、衝突リスクが高まるとして、米国で88万514台をリコールしたと、米高速道路交通安全局(NHTSA)が12日に発表した。
NHTSAの提出書類によれば、「車両はリアコントロールアームなどのリアサスペンション部品に不具合が生じる可能性があり、車両のハンドリングと制御を損ない、衝突や負傷のリスクを高める」としている。
リコールの対象は、一部の2016〜2022年型ホンダ・パイロット、2017〜2023年型リッジライン、2019〜2023年型パスポート、および2014〜2020年型アキュラMDXモデルとなっている。同書類によると、これらの車両の一部では、リアサブフレームがサスペンションの取り付け箇所で腐食する可能性があるという。ディーラーはリアサブフレームを点検し、補強キットを取り付けるほか、必要に応じて部品の修理または交換を無償で行う。
今回のリコールは、ホンダがサプライチェーンの逼迫や原材料費の上昇に直面する中、保証コストをさらに増加させるものとなる。車両制御を失う可能性を伴うこの安全上重大な欠陥は、消費者訴訟のリスクやNHTSAによるさらなる規制監視の高まりにもつながる。ホンダの米国預託証券(ADR)は12日、前日比0.96%安の26.71ドルで取引を終えた。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。