主なポイント:
- 建滔積層板は18%上昇し、過去最高値の77.35香港ドルを記録。シティが目標株価を引き上げ。
- シティは目標株価を80香港ドルから100香港ドルに引き上げ、買い推奨を継続。
- AI向けガラス繊維布の収益性改善が評価材料。2026年上半期の純利益は297%増の見通し。
主なポイント:

建滔積層板(KB LAMINATES、01888.HK)は月曜日、シティが目標株価を100香港ドルに引き上げたことを受けて18%急騰し、過去最高値となる77.35香港ドルを記録した。シティは、AI向けガラス繊維布の収益性が予想を上回っていることや、織機の供給タイト化を評価材料として挙げている。
「AI向けガラス繊維布の収益性は予想を上回り、建滔積層板の総粗利益に占める寄与度は、2026年の6.9%から2028年には17.4%へと急拡大する見通しだ」とシティは、中国の大手AI向けガラス繊維布メーカーであるグレース・ファブリック・テック(GRACE FABRIC TECH、603256.SH)の現地調査を受けてまとめた調査リポートで述べた。
シティは2026〜2028年の利益予想をそれぞれ7%、12%、16%引き上げ、目標株価を80香港ドルから100香港ドルへと引き上げた。これは月曜日の終値から29%の上値余地を示唆する。同ブローカーは買い推奨を継続した。株式の出来高は3640万株、取引高は26億8000万香港ドルに達し、空売り比率は回転率の19.6%を占めた。親会社であるキングボード・ホールディングス(KINGBOARD HLDG、00148.HK)は11.8%上昇し、99.85香港ドルとなった。
今回の格上げにより、建滔積層板は中国のAIインフラ整備の直接的な恩恵を受ける立場に位置づけられた。シティは2026年上半期の売上高が前年同期比80%増の173億香港ドル、純利益が297%増の37億1000万香港ドルに急増し、純利益率は2倍の21.4%に達すると予想している。同社は8月中旬に2026年上半期決算を発表する見通しで、早ければ7月中旬にも業績予告が発表される可能性がある。織機の供給制限により、2026年下半期には電子グレードのEガラス繊維布の平均販売価格が上昇すると見込まれ、さらなる追い風となる見通しだ。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。