重要ポイント:
- 溜溜美、香港IPOを1株あたりHKD43.58で価格設定
- コーナーストーン投資家がHKD1.48億をコミット
- 同社は中国フルーツスナック市場でシェア首位
重要ポイント:

溜溜美(06658.HK)は6月5日、香港IPOを開始した。公募価格を1株あたりHKD43.58とし、1,150万株を発行してHKD4.4億を調達する予定である。
「青梅スナックメーカーである同社は、中国のフルーツスナック小売市場の4.9%を占め、業界最大のシェアを有している」と、目論見書で引用されたフロスト&サリバンのデータは示している。
今回のIPOは1,146万株のH株で構成され、そのうち10%が香港の個人投資家向け、90%が国際的なプレースメント向けに割り当てられる。100株を1板とする最低申込単位のエントリーフィーはHKD4,401.96である。CITIC証券と国元国際が共同主幹事を務める。申込期間は6月10日正午までで、売買は6月15日にメインボードで開始される見込みである。
繁昌復興(Fanchang Revitalization)などのコーナーストーン投資家は、上場にあたり総額約HKD1.48億をコミットしている。同社は純調達額約HKD4.4億を事業拡大と運転資金に充てる計画であるが、詳細な内訳はまだ開示されていない。
またフロスト&サリバンによると、溜溜美は2024年の中国ゼリー業界における小売売上高で第6位、市場シェア2.9%を占めている。同社は、より広範なフルーツスナックカテゴリーの中でもニッチ市場である青梅製品に注力している。
今回の価格設定により、同社の企業価値はオファー価格ベースで約HKD20億となる。6月15日の初日取引は、軟調な香港IPO市場の中で、ニッチな消費者ブランドに対する機関投資家の需要を試す場となる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。