主なポイント:
- LVMH、ケリング、エルメスが米・イラン和平提案で約5%急騰
- 合意によりホルムズ海峡が再開、米国の石油制裁が解除へ
- 地政学的リスクプレミアムが低下、原油は2カ月ぶり安値圏に
主なポイント:

イラン国営メディアが米・イラン間の和平提案を報じ、ホルムズ海峡の再開と米国の石油制裁解除が見込まれる中、ラグジュアリー株が約5%急騰した。
LVMH、ケリング、エルメスは欧州取引でそれぞれ約5%上昇。リシュモンは3.4%高となった。ストックス600指数は1.8%上昇し、地政学的リスクの低減観測がセクター全体の市場を押し上げた。
提案された合意により、世界の石油消費量の約5分の1が通過する重要な要衝であるホルムズ海峡が再開され、米国によるイラン産原油輸出への制裁が解除される見通し。LVMHは前四半期、イラン戦争による1%のマイナス影響を指摘していた。中東は紛争前にラグジュアリーセクターにとって急成長市場となっていた。
このニュースを受け原油価格は2カ月ぶりの安値圏に下落。イラン産原油の輸出再開観測が供給期待を押し上げた。和平合意が最終的に成立すれば、欧州株式、とりわけ中東需要と世界貿易センチメントにさらされているラグジュアリー銘柄に重くのしかかっていたリスクプレミアムが除去されることになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。