重要なポイント
- Nextdoorの第1四半期の売上高は6,200万ドルで、前年同期比14%増となり、ガイダンスの上限を7%上回りました。
- 週次アクティブユーザー数(WAU)は前四半期比6.2%増の2,230万人に達し、数四半期にわたる停滞を経てプラスの転換点となりました。
- 同社は第2四半期に調整後EBITDAがプラスに転じるとの通しを示し、2026年通期のマージン予測を引き上げました。
重要なポイント

Nextdoor Holdings Inc. (NYSE: KIND) が発表した第1四半期の売上高はアナリストの予想を上回り、製品や広告への投資が成果を上げ始めていることを示しました。
経営陣は、売上成長の加速、過去最高のユーザーエンゲージメント、そして収益化への明確な道筋を今四半期の主な成果として挙げました。「当社の好調な第1四半期決算は、成長の加速と効率性の向上を伴う、Nextdoorにとっての重要な転換点であることを示しています」と同社は決算発表で述べ、ポジティブな勢いを強調しました。
Nextdoorの株価はこのニュースに好意的に反応しました。同社は第2四半期の売上高を7,100万ドルから7,300万ドル、調整後EBITDAを400万ドルから600万ドルと予想しており、調整後ベースでの黒字転換を示唆しています。
今四半期の主なハイライトは、ユーザー活動の回復でした。週次アクティブユーザー数(WAU)は2,230万人に増加し、前四半期比6.2%増となりました。これは数四半期で初めてのプラス転換です。経営陣は、スレッド形式の会話や「Ask」などのAI駆動機能を含む製品の強化が、会話の質や地元企業へのオーガニックな言及の改善につながり、成長に寄与したとしています。
セルフサービス型広告プラットフォームが主な収益源となり、売上高は前年同期比28%増で総売上高の68%を占めました。同社は、小規模な地元企業とナショナルブランドの両方で広範な強みを確認しており、AIを活用した広告ターゲティングと最適化によるeCPMの向上が寄与しました。
Nextdoorは収益化に向けて大きな進展を見せており、調整後EBITDAはマイナス20万ドルと損益分岐点に近づきました。これは前年同期から約900万ドルの改善です。また、従業員一人当たりの売上高が前年同期比31%増加するなど、運営効率の高さも強調しました。
3億7,300万ドルの現金を有し負債のない強固なバランスシートを背景に、Nextdoorは株主への資本還元を行っています。第1四半期には1,700万株を2,900万ドルで買い戻し、新たに1億ドルの自社株買いプログラムを承認しました。経営陣はまた、直近12ヶ月ベースですでにフリーキャッシュフローがプラスであることも指摘しました。
好調な結果にもかかわらず、GAAPベースでは依然として赤字であり、今四半期は1,100万ドルの純損失を計上しました。合計1億1,000万人の認証済みユーザーのうち、エンゲージメントが一部の層に依存していることや、小規模・地元広告主の解約が依然として主な課題です。
しかし、同社は2026年の見通しを引き上げ、売上高成長率を約10%、調整後EBITDAマージンを1桁台後半と予想しています。これは以前の1桁台半ばのマージン予測からの上方修正です。
大幅な予想上振れと上方修正されたガイダンスは、Nextdoorの再建戦略が勢いを増していることを示唆しています。投資家は、同社が新たな成長を維持し、収益目標を達成できるかどうか、第2四半期の決算を注視することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。