主なポイント:
- 2026年度の中核的一株当たり利益は19%〜28%の増加見込み
- エコシステム収益は前年の62億ドルから73億ドル超に拡大
- 通期決算は6月29日に発表予定
主なポイント:

テンセント・ホールディングスの筆頭株主であるプロサスは、自社事業全体の収益成長により、2026年度の中核的一株当たり利益(EPS)が最大28%増加する見通しを示した。
「この増加は、プロサスが連結する事業の収益と収益性の成長、およびテンセント株式の保有による貢献を反映している」と、アムステルダム上場の同投資会社は14日に発表した。
継続事業からの中核的一株当たり利益は、2026年3月末までの会計年度において19%〜28%の増加となる見通しだ。同社のエコシステム部門(旧Eコマース部門)の収益は73億ドルを超え、調整後EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)は11億ドルを計上した。前年度の収益は62億ドルだった。なお、EPSは2.6%減から6.4%増の範囲となる見込み。
EPS成長は主に、ラテンアメリカ、欧州、インドにおける連結事業と、テンセントからの持分法適用利益の増加によってもたらされるという。これらの増益要因は、テンセント株の売却による貢献減少により一部相殺される。同社は引き続き大株主としてのコミットメントを維持しながら、保有株を段階的に減らしている。
今回の業績見通しの上方修正は、プロサスのポートフォリオ企業が規模と収益性を拡大し、利益成長におけるテンセント株への依存度が低下しつつあることを示唆している。投資家は6月29日に発表される通期決算で、セグメント別の利益率やテンセント株売却のペースに関する最新情報を注視することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。