サムサラの株価は5.42%安の29.47ドルで推移し、市場全体は上昇した。アナリストは6月4日の決算発表で、1株あたり13セントの利益、売上高4億5550万ドルと予想。同社株は予想PER45倍で取引されており、業界平均の2倍以上となっている。
サムサラの株価は5.42%安の29.47ドルで推移し、市場全体は上昇した。アナリストは6月4日の決算発表で、1株あたり13セントの利益、売上高4億5550万ドルと予想。同社株は予想PER45倍で取引されており、業界平均の2倍以上となっている。

サムサラの株価は5.42%安の29.47ドルとなり、投資家が6月4日の決算発表を待つ中、市場全体を下回るパフォーマンスとなった。同日のS&P500種株価指数は0.02%上昇、ダウ工業株30種平均は0.36%高、ナスダック総合指数は0.07%高で取引を終えた。
ザックスが追跡するアナリストは、サムサラの次回四半期決算で1株当たり利益が13セントとなり、前年比18%増と予想している。売上高は4億5550万ドル、前年同期比24%増の見通し。過去1カ月間で、コンセンサスEPS予想は23%上方修正されており、同社の短期的な見通しに対する楽観論が強まっていることを反映している。
同社株は予想株価収益率(PER)45.3倍で取引されており、インターネット・ソフトウェア業界の平均17.9倍の2倍以上となっている。予想利益成長率を調整したPEGレシオは1.02と、業界平均の1.03に近い水準。通期では、1株当たり利益69セント、売上高19億7000万ドルと予想され、それぞれ年率23%、22%の成長を示唆している。
サムサラ株は過去1カ月で6.2%上昇し、コンピューター・テクノロジーセクターの10%上昇には遅れを取るものの、S&P500の5.1%上昇を上回っている。同社のザックスランクは#3(ホールド)で、上方修正にもかかわらずアナリストの見方は中立を反映している。
過去1カ月の業績予想の修正は、アナリストがサムサラの売上高の軌道と利益率プロファイルに対してより自信を深めていることを示唆している。ザックスによれば、業績予想の上方修正は短期的な株価モメンタムと直接的な相関関係があるという。コンセンサスEPSの23%上方修正は、このIoTソフトウェアプロバイダーに対するアナリスト予想の大幅な変化を表している。
サムサラは、運輸、物流、建設、政府系企業がIoTセンサー、カメラ、ソフトウェアを通じて物理的なオペレーションを管理するためのコネクテッドオペレーションプラットフォームを提供している。同社は、従来コネクテッドテクノロジーの導入が遅れていた業界におけるデジタルトランスフォーメーションの広範なトレンドの恩恵を受けている。
主要指数が横ばいからプラスで推移した日に5.4%下落したことは、市場全体の動きではなく、同社固有の売り圧力を示唆している。株価の予想PERが45倍であることを踏まえると、6月4日の決算で失望する内容となれば、さらなる倍率の収縮を招く可能性がある。しかし、ガイダンスの上方修正を伴う好調な決算となれば、プレミアムバリュエーションが正当化され、リバウンドにつながる可能性もある。投資家は、顧客獲得数、維持率、マージン拡大といった、業界平均を大きく上回るバリュエーションで取引される高成長SaaS企業の重要指標について、決算説明会での最新情報に注目するだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。