重要ポイント
- 新鴻基地産(SHKP)は、ツェンワンの「Lime Spark」プロジェクトの275戸を2回にわたる販売で完売させ、18億香港ドル超の収益を上げました。
- 完売を受け、同社は新たに売り出す87戸の価格を平均2.6%引き上げました。
- 今回の販売は、ここ数カ月の中国本土のバイヤーによる購入急増に支えられた、香港の住宅需要の強さを反映しています。
重要ポイント

新鴻基地産(Sun Hung Kai Properties Ltd., 00016.HK)は、先週末に住宅プロジェクト「Lime Spark」で売り出された全275戸を完売させました。これは、中国本土のバイヤーが勢いよく戻ってくる中で、香港の不動産市場における需要の底堅さを示す兆候です。
美聯物業(ミッドランド・リアルティ)のデータによると、18億香港ドル(2億3,000万ドル)超の収益を上げたこの成功した販売イベントは、新築住宅市場の強化を物語っています。同社のデータでは、4月の本土バイヤーによる香港不動産の購入は2年ぶりの高水準に達し、取引額は17カ月ぶりの高値となる189億香港ドルを記録しました。
5月16日と17日の2回の販売ラウンドを経て、SHKプロパティーズは発売分をすべて完売させました。これには土曜日の第2ラウンドでの121戸も含まれます。同社は直ちに、早ければ今週末にも発売される2LDKの新たなロット87戸について、平均2.6%の値上げを行いました。新物件の割引後の平均価格は1平方フィートあたり18,613香港ドルです。
香港最大手のデベロッパーの一社によるこの好成績は、魅力的な賃貸利回りと本土バイヤーにとって有利な為替相場に支えられた、新築住宅への堅調な潜在需要を示唆しています。ある投資家は今回の販売期間中に、2LDK 4戸を取得するために3,000万香港ドル以上を費やしたと報じられています。この実績は、中国本土の一部デベロッパーが直面している継続的な流動性の課題とは対照的であり、香港の不動産セクターにとって強気のシグナルとなります。新たにリリースされた87戸の今後の販売は、この価格決定力と需要の勢いが維持できるかどうかの重要な試金石となるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。