主なポイント:
- シルバーは6月の弱い雇用統計を受けて週間レンジの上限に急騰
- 米経済の雇用者数は57,000人増加、コンセンサス予想の100,000人を下回る
- 軟調な労働市場データはFRBの利下げ期待を高める
主なポイント:

シルバーは金曜日、週間レンジの上限に上昇した。6月の米雇用者数の伸びが予想を43,000人下回り、ドル安と貴金属需要の高まりを誘ったためだ。
米労働統計局の発表によると、6月の米雇用者数は57,000人増加にとどまり、コンセンサス予想の100,000人を大きく下回った。失業率は5月の4.3%から4.2%に低下したが、この低下は雇用の強化ではなく労働力参加率の低下を反映したものだ。
5月の雇用者数は当初報告の172,000人から129,000人に下方修正され、2カ月連続で雇用創出が弱まっていることを示した。平均時給は13セント上昇して37.64ドルとなり、月間0.3%の上昇は予想と一致した。
予想を下回るデータは、FRBによる追加利上げの可能性を低下させ、年内の利下げ確率を高める。このシナリオは通常、シルバーやゴールドのような無利子資産を支援する。実質金利の低下とドル安は、過去1週間狭いレンジで推移してきた貴金属への投資妙味を高める。
シルバーが週間レンジの上限に達したことで、この金属は直近のレジスタンス水準に迫っている。トレーダーは来週発表される消費者物価指数に注目する。インフレデータが、労働市場の軟化が金融緩和につながるかどうかの判断材料となるからだ。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。