主なポイント:
- 第1四半期のプロダクト売上高は13.3億ドル、前年比34%増
- 通期予想を56.6億ドルから58.4億ドルに上方修正
- AWSと5年間・60億ドルのAIインフラ契約を締結
主なポイント:

Snowflakeが発表した第1四半期のプロダクト売上高は13.3億ドルで、前年同期比34%増となった。また、Amazon Web Services(AWS)と5年・60億ドルのAIインフラ契約を締結したことを受け、通期予想を58.4億ドルに上方修正した。
「Snowflakeは節目の四半期を達成した。プロダクト売上高は13.3億ドル、前年比34%増となり、過去最大の四半期連続増加額を記録した」と最高経営責任者(CEO)のスリダール・ラマスワミ氏は述べた。
プロダクト売上高13.34億ドルは、LSEGがまとめたコンセンサス予想13.2億ドルを上回った。総売上高は13.9億ドルで、こちらも予想の13.2億ドルを上回った。純収益維持率は126%に上昇し、ノンGAAPベースの営業利益率は前年の9%から12%に拡大した。
決算発表を受けて株価は時間外取引で29%急騰した。今回の上方修正は、Snowflakeのデータウェアハウス製品に対する企業需要の急増と、Cortex Code(現在7,100以上のアカウントで使用)やSnowflake Intelligence(前四半期比で使用量が2倍以上に増加)などのAIツールの初期需要を取り込んだ結果を反映している。
AWS契約、従来のコミットメントを2倍以上に
Amazon Web Servicesとの60億ドルの契約は、AWSのGravitonプロセッサーとAIインフラに関連しており、2023年度に締結した従来の契約から2倍以上の規模となる。この契約には、生成AIおよびエージェンティックAIを中心としたより深い製品統合、AWS Marketplaceを通じた販売活動の拡大、そして企業のAI実験から本格的な導入への移行を促進するワークロードの移行が含まれる。
最高財務責任者(CFO)のブライアン・ロビンズ氏によると、同社は現在、過去12カ月ベースで100万ドル以上の支出を行う顧客を779社抱えており、そのうち46社は四半期中にその基準を超えた(前年同期は26社)。残存履行義務は前年同期比38%増の92.1億ドルとなった。
全項目でガイダンスを上方修正
第2四半期については、Snowflakeはプロダクト売上高を14.15億~14.20億ドルと予想し、コンセンサス予想の13.7億ドルを上回った。通期のノンGAAPベース営業利益率ガイダンスは12.5%から13.5%に引き上げられ、ノンGAAPベースのプロダクト粗利益率予想は75%で維持された。
同社はまた、AIエージェント向けのエンタープライズModel Context Protocolプラットフォームを提供するNatomaの買収で最終合意に達したことを発表した。これにより、AI主導のワークフローにガバナンスを拡張する。Snowflakeは当四半期中に約170万株を約3億ドルで自社株買いを実施した。
今回のガイダンス引き上げは、経営陣がAI需要の加速を見込んでいることを示している。投資家は第2四半期の決算説明会で、Cortex Codeの収益化状況やNatomaの統合スケジュールに関する最新情報に注目することになる。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。