重要ポイント:
- ソラナは4.9%下落して72.94ドルとなり、2月以来維持してきたキーサポート水準を下回った
- このブレイクダウンは仮想通貨全体の売り浴びせの一環で、ビットコインも6.4%下落し65,708ドルとなった
- SOLの次のサポートは70ドル、これを下回れば65ドル圏が射程に入る可能性
重要ポイント:

ソラナの価格は2月以来維持してきたキーサポート水準を下回り、弱気のテクニカルパターンが定着する中でさらなる downside リスクが開かれた。
CoinGeckoのデータによると、ソラナは6月3日のアジアセッションで4.9%下落して72.94ドルとなり、約4カ月にわたり値動きを抑えてきた75ドル近辺のサポートゾーンを下回った。この動きは、ビットコインが6.4%下落して65,708ドル、イーサが7.9%下落して1,839ドルとなるなど、暗号資産全体の売り加速の一環として発生した。
このブレイクダウンは、SOLに対する需要が長期間にわたり弱まっている状況に続くものだ。スポットSOLのETFへの資金流入は5月中旬に回復の兆しを見せたものの、CoinDeskのデータによると、ビットコインETFからの資金流出が過去1週間で32億ドルを超えたことで下降トレンドを覆すには至らなかった。月曜日にStrategyが初のビットコイン売却を開示したことや、火曜日にマウントゴックスウォレットから7億3,900万ドルの送金が行われたことも、デジタル資産全体に弱気の重しとなった。
Coinglassのデータによると、SOL先物の建玉(オープンインタレスト)はなお低調で、年初に見られた水準を大きく下回っている。新たなポジショニングの欠如は、より明確な底値が現れるまでトレーダーがどちらの方向にも資金を投入する気がないことを示唆している。主要取引所ではファンディングレートがややマイナスに転じており、ショートポジションへのバイアスが強まっていることを反映している。
ソラナにとって70ドルが次の重要なサポートとなり、この水準を下回れば1月に最後に試された65ドル圏が射程に入る可能性がある。上値については、回復の勢いを得るにはSOLがまず78ドル(以前のレンジ下限であり現在はレジスタンスとして機能)を回復する必要がある。より広範なアルトコイン市場は依然として圧力下にあり、キャピタルはAI関連株へとシフトし、仮想通貨のモメンタムトレードから離れつつあると、チャールズ・シュワブのデジタル通貨リサーチ部門ディレクターは指摘している。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。