主なポイント:
- TMNAの6月米国販売は21万2793台、前年同月比10.1%増
- 電動車販売は35%増の12万2063台
- 電動車が6月総販売の57.4%を占める
主なポイント:

トヨタ自動車北米法人(TMNA)が発表した6月の米国販売台数は21万2793台と、ハイブリッド需要の急拡大を背景に前年同月比10.1%の増加となった。
同社は6月に12万2063台の電動車両を販売し、前年同月比35%増加。これは総販売台数の57.4%に相当する。日販ベースでは総販売が5.7%増、電動車両販売は29.6%増となった。
第2四半期の米国販売台数は67万3971台で、前年同期の66万6469台から1.1%増加した。ハイブリッドモデルと低価格帯の乗用車に対する需要が寄与した。RAV4ハイブリッドは月間販売として過去最高を記録し、レクサス部門も6月として過去最高の販売台数を達成した。トヨタとレクサスを合わせると、現在33の電動車両モデルをラインアップに揃えている。
今回の結果は、完全な電動化への橋渡しとしてハイブリッド技術に賭けたトヨタの戦略が奏功していることを示している。多くの既存自動車メーカーがEV生産の収益性確保に苦戦する中、トヨタはハイブリッド、プラグインハイブリッド、バッテリーEV、燃料電池車を組み合わせることで、バッテリー式EVのみに依存せずに幅広い消費者セグメントの需要を捉えることに成功している。同社の電動車比率57.4%は業界平均を大きく上回り、伝統的な競合他社の中で電動化移行において先行している。
力強い販売モメンタムは、トヨタのマルチパスウェイ電動化戦略が米国消費者に受け入れられていることを示している。投資家は8月に発表される通期決算で、北米のマージンガイダンスと、現行会計年度のグローバル電動車販売目標である150万台に対する修正の有無に注目するだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。