主なポイント:
- VIXは6月4日の日中6.49%の変動の後、15.74で終了
- volatility指数は取引時間中の高値16.80を付けた後に反落
- 16を下回る終値は短期的なボラティリティ期待の沈静化を示唆
主なポイント:

CBOEボラティリティー指数(VIX)は6月4日の取引で日中6.49%変動し、16.80の高値と15.74の安値を記録した後、15.74で終了した。
「VIXが16.80から取引時間中の安値まで反落したことは、オプション・トレーダーが朝方の急上昇が示唆したよりも狭いテールリスク・プレミアムを織り込んでいることを示唆している」と、エッジェンの株式市場構造アナリスト、プリヤ・メータ氏は述べた。
同指数は16.33で寄り付き、2.9%上昇して16.80の高値を付けた後、上昇分を全て失い、取引時間中の安値で終了した。15.74の終値は、20付近にあるVIXの長期平均を下回っており、これは通常、株式市場のボラティリティが抑制されている水準と関連付けられる。高値と安値の間の1.06ポイントの取引レンジは、過去2週間で終値水準に対する日中のスプレッドとしては最大となった。
VIXが16を下回る水準は、歴史的にS&P500種株価指数の構成銘柄全体でオプション織り込みのボラティリティが低い時期と一致しており、ポートフォリオのヘッジコストを低減させる。ボラティリティ方向性の次の材料は6月6日の非農業部門雇用統計の発表で、コンセンサス予想は18万5000人の雇用増加となっている。この数字を大幅に上回るか下回る結果となれば、VIXを17~18のレンジに押し戻す可能性がある。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。