Key Takeaways
- ウルヴァリン・ワールドワイドの第1四半期調整後1株当たり利益(EPS)は25セントで、市場予想の22セントを上回り、前年同期比31.6%増となりました。
- 売上高は4億5,760万ドルで予想を2.4%上回り、海外売上高の20.1%増と、メレル(Merrell)およびサッカニー(Saucony)ブランドの好調な成長が寄与しました。
- 同社は、2026年通期の調整後EPS予想を、従来の1.35ドル〜1.50ドルから1.43ドル〜1.58ドルの範囲に引き上げました。
Key Takeaways

ウルヴァリン・ワールドワイド(Wolverine World Wide Inc.)が発表した第1四半期決算は、メレル(Merrell)およびサッカニー(Saucony)ブランドへの強い需要と大幅な海外事業の成長により、売上高・利益ともにアナリスト予想を上回りました。このフットウェア・アパレルメーカーは、ブランドの勢いの持続とコスト管理への自信を示し、通期の利益予想も引き上げました。
同社のプレスリリースによると、「最大規模の2ブランドであるメレルとサッカニーの継続的な好調に加え、堅調な海外事業の成長により、2026年は健全なスタートを切ることができた」としています。決算結果には、改善されたオペレーティング・レバレッジと規律あるコスト管理が反映されており、一方で同社は関税関連の逆風への対応を続けています。
ミシガン州ロックフォードに本社を置く同社は、総売上高が前年同期比11%増の4億5,760万ドルに達し、ザックス(Zacks)の市場予想である4億4,700万ドルを上回りました。調整後1株当たり利益(EPS)は25セントで、前年同期から31.6%改善し、市場予想を3セント上回りました。この業績は、海外事業の売上高が20.1%増の2億4,960万ドルに達したことが大きく寄与しました。
ウルヴァリンの最大セグメントであるアクティブ・グループ(Active Group)は、売上高が前年同期比13.7%増の3億7,160万ドルとなりました。ブランド別では、メレルの売上高が12.7%増の1億6,970万ドル、サッカニーの売上高が20.1%増の1億5,590万ドルとなりました。これらの増収は、ウルヴァリン・ブランドの2.5%減や、スウェティ・ベティ(Sweaty Betty)の1.5%増という緩やかな成長を補う形となりました。
値上げと有利な販売構成によるメリットが米国関税の引き上げによって相殺されたため、粗利益率は前年同期比横ばいの47.6%となりました。しかし、規律あるコスト抑制を反映し、調整後営業利益率は140ベーシスポイント改善して7.7%となりました。
先行きについて、ウルヴァリンは2026年通期の収益見通しを引き上げました。同社は現在、調整後1株当たり利益が1.43ドル〜1.58ドルの範囲になると予想しており、これは従来のガイダンスである1.35ドル〜1.50ドルから大幅な引き上げとなります。調整後営業利益率の予想も、従来の9.1%から9.5%に上方修正されました。通期の売上高見通しは、19億6,000万ドル〜19億8,500万ドルのまま据え置かれています。
更新されたガイダンスは、経営陣が特に主要な成長ブランドにおいて勢いが持続できると確信していることを示唆しています。投資家にとって、利益予想の引き上げは、同社がコストを管理し、継続的な関税圧力を効果的に乗り切る能力を持っているというポジティブなシグナルとなります。次の重要な触媒は第2四半期決算となり、市場は引き続き実行力とブランドの強さを注視することになるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。