分散型物理インフラネットワーク(DePIN)のXYOは、1,000万以上のノードを擁する同社のレイヤー1ブロックチェーン上での開発障壁を下げるために設計された、AIソフトウェア開発キット(SDK)を5月12日にリリースしたと発表しました。このツールキットにより、開発者は自然言語のプロンプトや、OpenAIのCodex、AnthropicのClaudeなどのAI駆動型コーディングアシスタントを使用して、オンチェーンアプリケーションを作成できるようになります。
「起源、主権、アイデンティティ。これらはAIがこれまで活用できていなかった、有効な暗号学的ソリューションです。なぜなら、ブロックチェーン上に何かを構築することは、専門のエンジニア集団以外の人々にとって常に難しすぎたからです」と、XYOの共同創設者であるマーカス・レヴィン氏は述べています。「私たちはその障壁を取り除きました」
新しいSDKは、Solidityでのスマートコントラクトの記述やノードインフラの管理といった、ブロックチェーン開発の複雑さを抽象化します。代わりに、開発者は「バイブ・コーディング」と呼ばれる自然言語ベースの指示を使用して、アプリケーションの構築とデプロイを行うことができます。同社によれば、以前は専門チームが数ヶ月を要していたプロジェクトも、今では一人の開発者が午後の数時間で完了できるとのことです。
このリリースにより、XYOはクリプトネイティブなコミュニティを超えた幅広い開発者層を惹きつけ、エコシステムの成長を加速させる可能性を秘めています。SDKと並行して、XYOはオンチェーンの暗号検証機能を備えたオフチェーンデータストレージソリューション「データ・レイク(Data Lakes)」も発表しました。この機能は、AIモデルのデータの出所と監査可能性を保証することを目的としており、検証可能な学習データを提供することでAIの「ハルシネーション(幻覚)」リスクを軽減するための重要なステップとなります。同社は、これによりAI駆動の予測市場、ゲーム、ヘルスケアアプリなど、自社のsDePINインフラ上に構築される新しいアプリケーションカテゴリが拓かれると期待しています。
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