株価が10%上昇し、史上最高値の803ドルを記録
光通信企業Lumentumの株式は3月25日、市場前取引でさらに3%上昇し、最近の勢いを維持しました。これは、前セッションで10.02%上昇して801.99ドルで終値をつけ、日中史上最高値の803.58ドルを記録した後の動きです。この上昇は、アナリストの肯定的なセンチメントと堅調な事業基盤に支えられています。
投資家期待の急激な上方修正は、ウォール街からの大幅な目標株価引き上げによって引き起こされました。BNPパリバは同社の目標株価を66%引き上げ1,040ドルとし、Craig Hallumは目標株価を以前の600ドルから900ドルに引き上げました。両社は、設計案件獲得の加速と次世代AIインフラにおけるLumentumの基礎的役割を、強気な見通しの主要な理由として挙げました。
AI需要が4億ドルの受注残とNVIDIAとのパートナーシップを牽引
Lumentumの株価パフォーマンスは、高速光相互接続を必要とするAIデータセンターの爆発的な成長と直接的に関連しています。同社の第2四半期売上高は前年比65.46%増の6億6,550万ドルに達し、第3四半期には売上高が85%加速するとガイダンスしています。需要が供給を上回り、光回路スイッチの受注残高は現在4億ドルを超え、生産能力は2027年末まで完売しています。
NVIDIAとの20億ドルに及ぶ複数年にわたる戦略的パートナーシップは、Lumentumを世界をリードするAI構築における中心的なサプライヤーとしての地位を固めます。この合意により、Lumentumのレーザーおよび光部品がNVIDIAのインフラに統合されることが保証されており、NVIDIAのデータセンターネットワーク収益は、直近の四半期で前年比263%増加するなど、NVIDIA自身も急成長を遂げています。
S&P 500指数への採用が構造的需要を追加
重要な短期的な触媒は、3月23日に発効するLumentumのS&P 500指数への正式な組み入れです。この技術的な要因により、ベンチマークを追跡するパッシブ型インデックスファンドおよび上場投資信託(ETF)は、同社の株式を購入せざるを得なくなります。これにより、予測可能な買い圧力が生じ、基本的な成長ストーリーとは別に、株価に追加的な追い風となります。